フランスといえば、ファッションの発信源。
そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?
そんなにファッションに敏感ではありませんが、僕もそのうちの一人。
そんなフランスに2009年10月、日本を代表するアパレルブランドであるユニクロが進出しました。
進出時はニュースで話題にもなったのですが、その後どうなっているのだろうと興味津々だったので、突撃訪問してみました!(突撃も何も、ただ客として入店しただけですけれど……)
ちょっと調べてみると、ユニクロのパリ店舗はユニクロの国内外店舗の中で店舗売上高ナンバー1とのことでした。海外展開しているユニクロ店舗だけでなく、僕が常連のように通っていた新宿の大型店舗よりも売り上げているとのことです。これは正直知らなかったので驚きました……!
では、日本のユニクロとパリのユニクロでは、何が違うのか?
結論から言えば、ほぼ何も違いません。
もちろん、店員は現地人を雇用していたり、店舗デザインには一層力を入れていたりと、そういう違いはあると思いますが、日本のユニクロと特に目立って異なる部分はありませんでした。価格帯も大半のアイテムが日本とさほど変わらない印象でした(若干高めらしいですが)。
しかし、実際に売れているのです。
僕が訪問した平日の午後でも、レジには常に列ができている状態でした。
実は僕はニューヨークにあるユニクロにも訪れており、そこで普通に働いている現地人の店員さんに尋ねてみました。「日本のユニクロと何か違う部分ってあるのですか?」
彼は笑顔で答えてくれました。「日本と同じであるように努めていますよ!」
そして、パリのユニクロでは店内に電子掲示板のようなモノがあり、常に文字がスクロールされているのですが、そこには以下のような言葉が流れていました。(一部抜粋)
『JAPAN TECHNOLOGY MEGA CULTURE FROM TOKYO TO PARIS.』
『THE INNOVATIVE BRAND FROM JAPAN.』(次ページへ続く)