ビーコン コミュニケーションズ、マネージメント・チームを再編成

ビーコン コミュニケーションズ株式会社は、クリエイティブ、プランニング、そしてデジタルからリテール、プロダクションを網羅するオペレーションの3 領域における、さらなる強化を目的としたマネージメント・チームの再編成を発表しました。

1) クリエイティブ・コンテンツの強化

ビーコンの特長である「東と西の最も優れたところを併せ持つ企業」を体現し、より一層クリエイティブ・コンテンツを強化すべく、クリエイティブ部のトップに日本人と外国人の二人を置くツートップ体制を採用することを決定しました。

<新人事>
ジョン・キングがエグゼキュティブ・クリエイティブ・ディレクター(ECD)に昇格しました。任務はクリエイティブ部を焚きつけ、クリエイティブ作品の質を唯一無二のレベルまで押し上げること。クリエイティブ部ECD を安田雅彦(現ECD)とのツートップ体制で業務を遂行します。

ジョンのキャリアは米国シアトルに始まり、2002 年にレオ・バーネットに入社、シカゴ本社とローマ支社を歴任した後、6 年前から東京のオフィスであるビーコン・コミュニケーションズに赴任。スターバックス、マイクロソフト、フィリップ・モリス、ノキア、オールステート、P&G、レノボなど多くの多国籍企業のアカウント業務の経験を持つ。

2) ビジネスとプランニング・アプローチの発展

ビーコンはこれまで「消費者/インサイト・プランナー」から、クライアントのビジネス成長に不可欠な「ビジネスプランナー」への転進を図ってきました。戦略的な機能をデジタルとリテール分野に拡大していくことが不可欠であることを意味しています。ビーコンはこれらの部署をまとめ、行動戦略グループに統合します。

<新人事>
エグゼクティブ・ビジネス&ストラテジック・ディレクターに昇格したアントニー・カンディーは行動戦略グループを統合・統括し、エージェンシーの営業部も兼務で指揮していきます。

アントニーはキャリアの大部分を日本で築き、2010 年8 月にエグゼクティブ・ストラテジック・ディレクターとしてビーコンに入社。コミュニケーション・ソリューションおよび戦略のスペシャリストとして、マクドナルド、ユニリーバ、フィリップス、フォルクスワーゲン、ミシュラン、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、多くの大手クライアントを担当してきました。

3) アイディアの実現を図る「ワン・チーム」の確立

ビーコンはホリスティックなアイディアを制作・実施するための専門技術や知識が社内に全て揃うワンストップ・エージェンシーです。ホリスティックなアイディアを実現し、世に出すためには、デジタル、リテール、プリント・プロダクションのスペシャリストたちが、「ワン・チーム」となって団結し、より強固な体制で、全ての既存・新規クライアントに包括的なサービスを提供していく必要があります。

<新人事>
営業本部長からチーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)に昇格した石井哲(いしい てつ)が、プロダクション全般や制作技術面における合理化と品質向上、および「ワン・チーム」実現を目指し、プロダクション部やマーケティング・サービス部などのオペレーション・チームを統括します。同時にクリエイティブ、戦略、営業をそれぞれ担当する他のマネージメント・チームメンバーとの連携を図り、マネージメント・チームのサポートが全てのブランドにおいて機能するよう徹底していきます。

石井は1998 年にビーコンの前身であるレオ・バーネット協同㈱に入社。以来、フィリップ・モリスやP&G などグローバルクライアントとともに、ソニーやAGC 旭硝子などの大手1 部上場クライアントも担当してきました。2008 年より営業本部長に就任し、マスマーケティングのみならず、CI やダイレクトマーケティング、リテールコミュニケーションなどターゲット特性に応じたブランドコミュニケーションのプロジェクトに多数携わってきました。

ビーコンコミュニケーションズ株式会社について

ビーコンコミュニケーションズ株式会社は、パリに拠点を置くパブリシスグループ※の一員です。レオ・バーネット・ワールドワイドの日本事業に電通が資本・人材面で参加し、2001 年1 月1 日に正式発足した総合広告会社です。クリエイティビティは人の行動を変えるという信念のもと、人を動かす斬新なアイディアでビジネスに貢献します。詳しくはwww.beaconcom.co.jp をご覧下さい。

※パブリシスグループは世界第3 位のコミュニケーショングループで、メディアカウンセリングおよびバイイング分野では第2 位、また、デジタル、ヘルスケアコミュニケーションにおいてもグローバルリーダーです。

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