矢野経済研究所は、タブレット市場に関する調査結果を発表。それによると、2010 年度の国内市場におけるタブレットの出荷台数は96 万6000 台。海外メーカーの製品が多数を占めたとのこと。また、2011年度の国内市場におけるタブレットの出荷台数予測も発表。前年度比301.8%の291 万5000 台と予測している。販路別では通信事業者ブランドが全体の75.5%を占め、またモデル別ではWiFi モデルが57.6%を占める見通しとしている。
2011年度は、夏季商戦までは導入モデル数が少なく、かつ一部メーカーの製品に人気が集中している。年末商戦に向けては通信事業者ブランドに加え、パソコンメーカーやAV 機器メーカーの製品が加わる見通し。販路別では通信事業者ブランドが220 万台、その他メーカーブランド71 万5000 台と予測している。モデル別出荷台数は3G 内蔵モデルが123 万5,000 台、WiFi モデル168 万台と予測している。