ニューヨークの街中でも、ドイツ人のお宅でも非常に違和感のある言葉を目にしていました。それが「Superdry 極度乾燥(しなさい)」だった。
写真が無いのが残念ですが、『ポロシャツ』と大きくカタカナで全面にプリントされたポロシャツを着ているイギリス人の若者を地下鉄で見掛けた時には我が目を疑った…。
しかし、これは正真正銘のファッションブランドであり、イギリス発で現在世界中に積極的に展開をしているブランドなのです。日本にはまだ上陸出来ていないようです。運営企業は数年前に株式公開をしたそうです。街中でチラホラと見掛けるこのファッションブランド、日本人からすると違和感がありますが、日本人が変な英語のTシャツを着ているのと同じ感覚なのでしょう。
Tシャツなどは2500円前後からでお手頃価格帯ですが、1万円を超える価格帯のアイテムもありました。2フロアを使って大きな店舗面積を持っているようでした。商品もスニーカー、カバン、何でもアリでした。
しかし、日本語を使ったブランドを上手くヒットさせた経営者たちがイギリス人なのが少し悔しいですね。ちなみにスーパードライというブランド名は、発案者が日本に来たときにアサヒビールのスーパードライにインスパイアを受けて名付けた名前だそうです。ただ、なぜ“極度乾燥(しなさい)”になったのかは不明です…。
ただ、逆に言えば確かに“漢字”は外国人に人気があります。よく変なタトゥーを見掛けます。この日本語ブームを上手く使って、日本文化や日本ブランドの輸出は考えられるかもしれませんね。
なお、店員さんに聞いたところ、本当かどうかはわかりませんが、東京への進出も検討しているそうです。
ただ、アサヒビールとのブランド名でのイザコザがありそうですね…!
参考までに『Superdry 極度乾燥(しなさい)』のWebサイトです。普通にカッコイイですね。
※画像をクリックするとサイトが表示されます
最後にロンドン市街にある店舗に訪問してみたので、写真を少し。色々とアレですね…。
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