はじめまして。野呂エイシロウです。放送作家で戦略的PRコンサルタントをしております。外資コンサルタントから「PRストラテジ」に肩書き変更したら倍の料金とれるぞ!とも(笑)。
「お前、企業のイヌか!業界人として恥ずかしくないのか!」と怒られたこともありますが、まあ、ボクとしてはテレビ番組をヒットさせるのも、企業の製品やサービスを流行にのせるのも同じだし、民放も放送外収益を考える時代なので、まあ、いいかなと(笑)。
さて、ボクの仕事ですが、企業のPRの方針を決めたり、PR会社さんの選定を行ったり、作戦を立案したり、業務提携を考えたりと様々です。CM制作にも口を出したりしています。そんなコンサルタント業をかれこれ10年ほどやっております。
近著「終わらす技術」にも書いたのですが、マッキンゼー出身の社長をみて「格好良い!」というだけで転身。偉そうに本も何冊か出しています。
そう、今回のタイトルの通り、世界一ゆる~いコンサルタントです。でも、こう見えても、実は、結構流行を作っています。あのブームも、この流行も仕掛けておりますが、追々言える範囲でお伝えしましょう。
最近も、クライアント相談を受けたので、「あ、それだったら!」と思い付きで他の企業と業務提携。PR会社さんの力も借りつつ、ガツンと100媒体以上に。
様々な戦略を積み重ね、まるで花火大会のように、タイミングを測ってゆきます。もちろん、両社の広報担当さんともムカデレースの様に歩調を合わせながらやってゆきます。こういうのは、なかなか普通では無理と言われるのですが、だからこそ、ボクみたいなコンサルタントが必要とされているのかも知れません。お陰さまで、ここ数年、日経MJの年末の流行に載せたりしています。
そう、放送作家だけあってキーワードで攻めるのです。ある意味、”言葉攻め??”
いつもゆるゆるで世の中を見ているので、色々なことに気付きます。円高、ゲリラ豪雨、社長公募などなど何でも味方にします。
あんまり深く考えずに、とにかくゆる~く見渡していると、流行の導火線が見つかります。
今日も導火線をいくつか見つけました。あとは打ち上げ花火をセッティングして、火をつけるタイミングを計るだけです。ワクワクで楽しみです。
この連載の他の皆さんに比べて最もゆる~いですが、それが”武器”なのでご勘弁を。