九州最大の繁華街・天神の渡辺通り直下を南北に走る「天神地下街」で、無線LANを利用した販促情報の配信が9月1日から始まる。
同地下街を運営する福岡地下街開発がスマートフォンユーザーに向けて取り組んだもので、周辺店舗のセールや商品の情報、クーポンを配信する予定。同地区では今年に入り、高齢者や障がい者に向けた回遊支援アプリケーションの提供サービスについて、その有用性を検証する協議を重ねていた。今回の取り組みは、そのシステムを販促分野に水平展開させたもの。
店舗情報の配信は海外からの観光客向けに、英語・中国語・韓国語にも対応させる。地元の買い物客に加え、海外観光客の取り込みも狙う。