インターネット分野で優れた成果を挙げた人材を表彰する「Webクリエーション・アウォード」(日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)の受賞者が30日発表され、「Web人大賞」にはパナソニックの山本雅通氏が選ばれた。
「Web人貢献賞」には日本IBMの稲富滋氏とインフォバーンの小林弘人氏、「Web人 of the year」には、デジタルステージの平野友康氏がそれぞれ受賞した。
山本氏は、パナソニックが運営する会員制サイト「CLUB Panasonic」の担当責任者として、4年弱で百万人を超える会員規模のメディアに成長させたことが評価された。リアルな宣伝活動と組み合わせた施策を次々と展開した。
稲富氏は企業視点でWebサイトを評価する「企業Webグランプリ」を主宰、小林氏は書籍「SHARE(シェア)」を監修しシェアビジネスのあり方を日本に紹介した。
平野氏は、ミュージシャン坂本龍一氏の北米ツアーに同行し、ライブの模様を動画サイト「ユーストリーム」で中継した。
「Webクリエーション・アウォード」は今回で9回目。2010年度のWeb人大賞には、日本コカ・コーラの江端浩人氏が受賞した。贈賞式は、9月14日に都内で開催する「WABフォーラム」の席上で行う。
受賞者は次の通り。(氏名、所属の順)
【Web人大賞】山本雅通(パナソニック)
【Web人貢献賞】稲富滋(日本IBM)▽小林弘人(インフォバーン)
【Web人 of the year】平野友康(デジタルステージ)
【Web人賞】斉藤徹(ループス・コミュニケーションズ)▽中井圭(NECビッグローブ)▽眞鍋海里(BBDO J WEST)▽村上佳代(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)