Francfranc、20周年記念でインテリア総合誌を創刊 編集部員は社内公募で若手を起用

インテリア・雑貨ショップ「Francfranc(フランフラン)」を運営するバルスが、インテリア&ライフスタイルマガジン「Maisha(マイシャ)」を2012年1月に創刊する。

創刊は、「Francfranc」が2012年に創立20周年を迎えることを記念した取り組みの一つ。スタイリッシュなインテリアを生活に取り入れ、季節や気分に合わせてファッションのように楽しむことを提案する。「『Francfranc』のPRにとどまらず、インテリア業界全体を盛り上げていきたい」(同社担当者)という。

編集部は、同社本社内に設置される。編集長には、「Olive」「anan」「GINZA」の編集長を歴任した淀川美代子氏を起用。家具そのものだけを紹介するカタログ的なものではなく、家具を中心としたライフスタイルを提案するなど、よりファッション性を重んじた誌面作りを目指す。編集長以下の部員は、部門横断的な社内公募で決定。すでに11月の創刊準備号発行に向けて稼働している。

若手を中心としたコアメンバーの4~5人に編集経験はないが、ほかにもスタイリストや外部エディターなど多様なメンバーが参加し、国内外のインテリア情報をさまざまな角度から紹介する誌面となる予定だ。

「誌面で紹介する商品は自社商品に限定せず、幅広く扱っていく。また、旬の話題はしっかりおさえつつも、“最新”の情報にはこだわるのではなく、編集部目線で選んだ“いいもの”を紹介していきたい」(同社担当者)。

1月の創刊以降は奇数月に発行し、英語版・中国語版の発行も予定している。直営店舗「Francfranc」や新業態「Francfranc THE POST」のほか、全国大手書店、ネット書店、コンビニエンスストア、キオスクなどで販売する予定。定期購読については、今後読者のニーズを聞きながら検討する。当面は、身近に置いてもらい、気軽に手に取ってもらえる「雑誌」という形をとるが、電子化も視野に入れ、準備を進めている。

タイトルの「Maisha」は、スワヒリ語で「生活」「暮らし」を意味する。いくつか上がった候補の中で、意味や語感を総合的に評価して決定した。タイトルロゴは、英国の総合誌「MONOCLE(モノクル)」の現編集長であるタイラー・ブリュレ氏が率いるクリエイティブ・エージェンシー、Winkreativeがデザインする。

「販促会議」6月号内の連載「トップの現場力」では、同社代表取締役社長・髙島郁夫氏が登場、本誌発行予定についても語っている。

「Maisha」刊行データ
発行:株式会社バルス
創刊:2012年1月
発行月:年6回奇数月
価格:525円(税込、予定)
判型:A4サイズ
ページ数:100~120ページ(予定)

※以下の事項は9月現在未定
表紙デザイン、部数、広告枠


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