スマホとARを使ったプロモーション企画を実施

大日本印刷株式会社(以下:DNP)と株式会社DNPデジタルコム(以下:DNPデジタルコム)は、Android搭載スマートフォンとAR(拡張現実)を活用することで効果的な販促活動を実現するプロモーション活動を支援します。

今回、世界中の人々を魅了するスペインのラグジュアリーレザーブランド「LOEWE(ロエベ)」が伊勢丹新宿店で開催するイベント「ロエベ マスター・オブ・レザー」展において、Android搭載スマートフォンとAR(拡張現実)を活用した「ロエベARアプリ」を制作し、ロエベのプロモーションを支援します。

このイベントでは、来場者が「ロエベARアプリ」(無料)をダウンロードし、店舗に設置したステージやショーウィンドウ内の指定画像をスマートフォンのカメラを向けると、ロエベ商品の詳細情報や歴史、テーマ別などの映像コンテンツがスマートフォンに配信されます。これらのコンテンツを来場者が閲覧することで、イベントと一体化したプロモーションが展開できるだけでなく、ロエベへの理解を深め、ブランドロイヤルティーをさらに高めることができます。

左:ホーム画面 中:アニメーション再生後に表示されるエアタグ 右:ポップアップされた詳細情報

ARコンテンツについて

今回DNPとDNPデジタルコムは、画像認識の精度と速度に優れた米国のクアルコム社のAR技術Qualcomm® Augmented Reality SDK(QCAR SDK)Android OS版を導入してコンテンツを製作しました。

QCAR SDKの特長であるマーカーレス・トラッキング技術は、2次元バーコード状のマーカーではなく、写真やイラストなどの絵柄を識別用に利用できます。この技術によって、ステージやショーウィンドウ、ダイレクトメールの案内状などに配された十数種類の図柄をスマートフォンのカメラを向けることで、実画像上にCGアニメーションや解説映像などを表示します。今回、当イベント向けに、日本電子専門学校の協力のもとエンターテインメント性の高いコンテンツを製作しました。

イベントについて

開催期間:2011年9月21日(水)~9月27日(火)まで ※ウィンドウは10月4日(火)まで展開
場所:伊勢丹新宿店 本館1F ザ・ステージ
主な内容:ロエベを代表するバッグ’AMAZONA(アマソナ)’のマルチカラー・ヴァージョンの先行販売や、ロエベの熟練職人によるバッグ製作の実演など。

DNPのARへの取り組みについて

DNPは、2007年より印刷を通じて培った画像処理技術を活かしてAR技術を活用したパソコン・スマートフォン・タブレット型端末などの画面で閲覧できる3次元CGの静止画や動画の企画・制作・運営サービスを提供しています。マーカー認識と自然特長認識(マーカーレス)の両方に対応し、利用場所のロケーションデータなども利用して、用途や目的に合わせた最適な技術を活用したARソリューションを開発しています。

今後について

DNPとDNPデジタルコムは、セールスプロモーション、イベント、ナビゲーションシステム、教育・学習向けなど、多様なニーズに応じたARアプリケーションの開発を推進し、2014年度までに1億円の売上を目指します。

大日本印刷株式会社
本社:東京
社長:北島義俊
資本金:1,144億円

株式会社DNPデジタルコム
本社:東京
社長:千葉亮太
資本金:1億円

※AndroidならびにAndroidマーケットは、Google Inc.の商標または登録商標です。
※QualcommはQualcomm Incorporatedの登録商標です。

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