一般的な定義で、企画コンプレックスを捨て、
クライアント目線による定義も理解しました。
あとは、作るだけです。
さらに、企画を立案者目線で言い換えると…
クライアント目線よりも、ちょっと複雑かつ細かくなりますが
基本的な構造は、同じです。
つまり企画とは、
が順番に整理されたシナリオ、ということになります。
上記の要素をカバーしていれば、それが企画書です。これでビジネスの現場でも、“インターナル”でぶつけあうぐらいの企画は作れるはずです。また、このような見える化によって、チェックシートとしても活用できます。企画を人任せにするのではなく、自ら主体的に企画を立ち上げてどんどん主張しましょう。その衝突があることによって、企画内容に多様性がもたらされ、磨かれていきます。
とはいえ、これだけで、組織やクライアントを動かす企画になるかというと、残念ながら、なかなかそうもいかないのが現実です。今後は、この企画の定義をベースに、企画立案の各プロセス(オリエンからプレゼンまで)における企画を通すポイント、についてお話を展開していきます。
次回は、「勝てる企画の時間割」について、です。