エスエス製薬は26日、便秘薬「スルーラックS」のキャンペーンの一環として、スマートフォン用アプリ「夜スル!イケメン★アラーム」の配信を開始した。スルーラックSを就寝前に服用することで、翌朝には自然に近いお通じが期待できることを認知してもらうことが狙い。
ターゲットとする20~30代の女性のスマートフォンユーザーが増えていること、スマートフォンユーザーのうち、20代女性の半数以上が就寝直前に布団の中で利用しているという調査結果(goo調べ)を受け、アラームアプリの開発を決めた。
アプリは、20~40代の性格、職業、趣味が異なる3人から好みのイケメン1人を選ぶと、設定時間にイケメンが甘い声で起こしてくれるというもの。撫でたり触ったりすると、「やめろよ」、「だめじゃないか」などと囁き、バーチャルな疑似恋愛を体験できるほか、朝お通じが来たことがイケメンとの会話で明らかにすると、アプリのダイアリー機能に記録される。
「お通じは、定期的にリズムよく出ることが大事。お通じをただ記録するのはつまらない。イケメンとのコミュニケーションの中で自然に記録されることで、楽しくセルフメディケーションを実践できる」(コミュニケーション部)。
また、好みのイケメンをツイッター、フェイスブック、ミクシィを通じて友達に紹介する機能を備え、口コミ効果を狙う。
プロモーションにはマイクロアドを使うほか、イケメンの一人がツイッターでつぶやくなどウェブを中心に展開。開発期間は約3カ月で、同社のアプリ開発は初めて。
スルーラックSは、気持ちよく朝を迎え、自分らしい1日を送るための合言葉として「夜スル!」の認知も目指しており、倉科カナが出演するCMを8月22日から放映している。