個性的すぎる中東のマネキン 太ったタイプも

今にもショーケースを飛び出しそう

現在、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレムにきています。
ここの前はヨルダン、イランと旅をしていました。

今回は中東で飽きるほど見かけた、あまりにも豊かな個性を持つマネキンたちを皆さんに紹介したいと思います。
日本のショッピングモールなどでは、マネキンは至って無機質な存在です。
顔がなかったり、マネキン自身の個性を殺されていると言っても過言ではありません。
もちろん、それはそれで日本流の道理に適っているのです。メインは服ですから。

そんな中、特にイランのマネキンたちは一味違いました。
…いや、だいぶ違いました。

まるでマネキンがショーケースの中で生きているような、そんな気すら感じます。何体かご紹介しましょう。

マネキン_9 マネキン_10

マネキン_1 マネキン_2

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※クリックすると拡大画像が表示されます。

逆にあまりにもマネキンがリアル過ぎて、時折、服屋さんの前に立っているマネキンをイラン人と間違うレベルです。

そして、子供用服を着飾るマネキンだって表情があります。
この写真では笑顔ではないですが、大笑いしている顔のマネキンもありました。

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なにより驚いたのは、かなり太ったマネキンがいたことです。とても凛々しい顔です。

マネキン_6 マネキン_8
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(※ちなみに僕はイランでこんなに太っている人、滅多に見かけませんでした……。)

そして最後はショーケースの中で、ガッチリとポーズを決めながら叫ぶマネキンです。

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こんな感じで、個性豊かなマネキンがイランやヨルダンにはあふれています。
とあるイランの服屋さんで働く青年に尋ねてみました。どうしてマネキンがバラエティー豊かなのか? と。
彼は言いました。
「え? 服を着るのは人間でしょ? それを真似るマネキンにも表情や個性があって何かオカシイの?」
ということでした。僕らと彼らでは、「あたりまえ」が異なるんだろうなと。世界は広い。

日本でもこんなマネキンを並べれば、人々の注目をつかむのに絶大な威力がありそうですね。

こうした多種多様なマネキンも使い方によっては、特にニッチな市場においては、うまくマーケティングとして機能するのではないでしょうか?

太田英基「若手起業家、世界一周へ」バックナンバー

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太田 英基(世界一周バックパッカー)
太田 英基(世界一周バックパッカー)

スクールウィズ代表取締役
元サムライバックパッカープロジェクト発起人

大学在学中の2005年11月、広告サービス「タダコピ」を仲間と共に創業。取締役を経て、2010年1月に退社。2010年5月から3ヶ月間のフィリピン留学を経て、約2年間の世界一周の旅へ。アドタイで約80本のコラムを執筆しながら旅をした。2012年夏に帰国。
帰国後はフィリピン留学を中心とした留学サービス【スクールウィズ】で起業し、留学以外にも英語学習サービスも複数運営している。

面白いことと、世の中にとって価値あることを常に追い求める根っからの企画屋。
執筆著書、講演実績多数。宮城県出身、1985年生まれ。

スクールウィズ: http://schoolwith.me/
Twitter/X: https://twitter.com/mohideki/

太田 英基(世界一周バックパッカー)

スクールウィズ代表取締役
元サムライバックパッカープロジェクト発起人

大学在学中の2005年11月、広告サービス「タダコピ」を仲間と共に創業。取締役を経て、2010年1月に退社。2010年5月から3ヶ月間のフィリピン留学を経て、約2年間の世界一周の旅へ。アドタイで約80本のコラムを執筆しながら旅をした。2012年夏に帰国。
帰国後はフィリピン留学を中心とした留学サービス【スクールウィズ】で起業し、留学以外にも英語学習サービスも複数運営している。

面白いことと、世の中にとって価値あることを常に追い求める根っからの企画屋。
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