ウェディングコンサルティング事業のポジティブドリームパーソンズ(以下、PDP)は、「新聞広告でプロポーズする権利」を限定1名にプレゼントするキャンペーンを実施している。
「新聞広告を使ってプロポーズしたい人」を12月18日まで一般公募し、当選者1名のプロポーズメッセージを掲載したモノクロ・半二段の「求婚広告」を2012年1月27日の産経新聞全国版に出稿する。
応募条件は、満20歳以上で未婚であること。
申込用紙には「プロポーズしたい理由」または「プロポーズしたい相手との“感動のエピソード”」を明記し、これを基準に事務局が当選者を選ぶ。
当選者は、「求婚広告」でのプロポーズに成功すると、同社運営のウェディング会場での披露宴を割引価格で利用できるという副賞つきだ。
近年、ウェディング業界は、20~30代の女性を中心にプロポーズなく結婚する「なりゆき婚」が増加していること、また結婚そのものが減少しているという状況に対して危機感を強めている。
今回のキャンペーンは、プロポーズを明るい話題として盛り上げることで結婚そのものを盛り上げ、ひいては業界全体を活性化させることを目指している。
「プロポーズは、自分の決意をきちんと表明する、結婚における大切なステップ。『感動創出企業』を標榜する企業として、何か面白い形でプロポーズを盛り上げられないかと考え、キャンペーンの実施に至りました」(PR担当者)。
同社はこれまでも、レストランのディナーにプロポーズを合わせた「プロポーズプラン」など、プロポーズ関連の商品を展開してきたが、広告を使った企画は今回が初めてだ。
「プロポーズにおける“感動”をより高めるため、新聞広告という手段を考えた。キャンペーンを通してプロポーズの重要性を広く社会に啓発することで、多くの人がより感動的なプロポーズを企画するようになってくれれば」(同)。