公衆無線LANサービス事業を展開するファイバーゲートは、PCやスマートフォンからの接続認証時に広告やアンケートを配信するサービスを始めた。設置場所は商業施設や飲食店などを想定している。
同社の公衆無線LANサービスを導入した施設では、メールアドレスやパスワード、性別、生年月日を登録すると、次回から接続機器に近づくだけで自動ネット接続ができるようになる。その際に広告やアンケートを表示する仕組み。11月には池袋パルコ(東京・豊島)の飲食店街フロアに接続機器を設置し、運用を始めている。
利用登録者がどこの接続機器を経由してインターネットに接続したかが分かるため、時間や場所に合った情報やクーポンを配信することが可能。集客・販促に生かせる。今後は、利用登録者の動線分析も行う予定。