資生堂の高級コスメブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、新しい顧客層を開拓するため、1月22日(日)までの期間限定で表参道ヒルズにコンセプトストア「Store on Voyage(ストア・オン・ヴォヤージュ)」を開設した。同ブランドは、主に百貨店のカウンターで販売されているが、「これまで出会えなかった新しい顧客層に、1月21日に発売する新しいフェイスパウダーや口紅をいち早く体験してもらいたい」(広報担当)狙い。「ターゲットとする30代の美容高感度層が多い」表参道を皮切りに、今後はブランドを展開するアジア各国や米国で、同じ形態のコンセプトストアを開設することも計画中だ。
クレ・ド・ポー ボーテは、2011年にリブランディング。このコンセプトストアには、「肌を駆ける光」をテーマとした新商品の世界観を表現するため、“ブリリアントミラー”が登場。体験者は、ミラーに向かって、センサーの付いた専用のブラシとコンパクトを動かすと、その動きに合わせた輝く光に包まれる体験ができる。AR技術を活用したもので、ミラーに映った姿は自動撮影され、気に入った写真をQRコードで持ち帰ることができる。
コンセプトストアのオープンは、ブランドサイトやフェイスブックで告知。また、ストアオープンを記念し、同じ表参道ヒルズ内のトラヤカフェや、青山フラワーマーケット本店ともコラボしており、店頭にストアへのインビテーションカードを設置している。期間中の土日には、表参道の交差点付近で、コンセプトストアへのインビテーションカードをサンプリングする予定。