阪神淡路大震災から17年 1.17の学びを3.11へと生かす展覧会

1995年1月17日の阪神・淡路大震災から、これまでに行われたさまざまなクリエイティブ分野での支援活動を年表として記録してきた「阪神・淡路大震災クリエイティブ タイムライン マッピング プロジェクト」の展覧会が17日より、神戸市・中央区にあるKIITO(きいと)で開催される。

同プロジェクトは、クリエイティブ分野の復興支援活動の概要や参加者のインタビュー、気づきのレポートなどのコンテンツを時間軸(タイムライン)で記録し、その情報で復興の過程を見直し、今後の参考とすることを目的としている。運営はNPO法人プラス・アーツ、KIITO、SPREADが共同で行っている。

本展は、2011年10月に東京・六本木のAXIS GALLERYで開催された同プロジェクトの展示「POST 3.11これからデザインにできること」展に大きな反響があったことを受け開催される。映像や、これまでの活動を一覧できるカードなどを見ることができ、今後も起こりうる天災時に、クリエイティブにできる復興支援活動のかたちのヒントを得ることができる。今後は大阪での展示も予定されている。

プロジェクトの成果は、2011年10月に公開されたWebサイト「阪神・淡路大震災クリエイティブ タイムライン マッピング プロジェクト」でも公開されている。

『阪神・淡路大震災+クリエイティブ タイムライン マッピングプロジェクト
―1.17 から3.11 へ』展

2012年1月17日~1月29日
http://kobe-designhub.net/kiito/


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