日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が主催する「第14回亀倉雄策賞」の受賞者が、資生堂宣伝制作部デザイン制作室の澁谷克彦氏に決まった。受賞作品は資生堂のイメージポスター。資生堂のアイデンティティであるロゴの唐草模様を、「新たな時代のものに生まれ変わらせた」として評価された。2011年12月末に開催された年鑑『Graphic Design in Japan 2012』の選考会で、2484作品の中から選ばれた。
「亀倉雄策賞」は、JAGDA初代会長を務めた故・亀倉雄策氏の業績を称えて設立されたもので、毎年普遍性と革新性を持ったグラフィックデザインを顕彰する。
優れたグラフィックデザインをカテゴリー別に表彰する「第5回JAGDA賞」、39歳以下の若手デザイナーが対象の「第30回JAGDA新人賞」の受賞者は以下の通り。
【第5回JAGDA賞】(受賞者・クライアント「受賞作名」の順)
[ポスター]
服部一成・企画展出品作品「服部一成二千十年十一月」
[ジェネラルグラフィック]
工藤“ワビ”良平/中西“サビ”一志・自主制作「エアボンサイ」
[VI(ビジュアル・アイデンティティ)]
菊地敦己・JR東日本リテールネット 駅構内書店「ブックエキスプレス」
[ブック・エディトリアル]
葛西薫・ハモニカブックス アーティストの個展図録「フィリップ・ワイズベッカー作品集」
[パッケージ]
仲條正義・資生堂パーラー「資生堂パーラー銀座本店ショップ限定品」
[環境・空間]
工藤青石・個展の空間構成「工藤青石展 形と色と構造の感情」
[複合]
永井裕明・ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー 企画展ツール「LOUIS VUITTON FOREST BOX」
【第30回JAGDA新人賞】
- 池澤 樹(東急エージェンシー)
- 小野勇介(博報堂)
- 高谷 廉(AD&D)
『ブレーン』2012年3月号
伝わる 広がる 映像のパワー
テレビ、動画サイト、モバイル、街中のサイネージなど、映像を流すメディアは増加する一方だが、いま、本当に面白い映像はどこから生まれようとしているのか。そして、映像制作の第一線で活躍しているクリエイターは何を作ろうとしているのか。彼らが見据える、その先を聞いた。
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