今月末に京都で開かれる、
大学生の主催する講演会に出ることになりました。
テーマは
「人生におけるわくわくとは? 」
せっかくだから、話を聞きに来て下さる皆さんに
わくわくしながら帰ってもらいたいのですが、
さて、何をお話ししたらいいんでしょうね。
そもそもわくわくって何だろう?
私ってどんな時にわくわくしてるっけ。
そんなことを考え始めたけれど、
割と私「わくわく体質」なのかもしれません。
どんなことでも、すぐにわくわくしちゃうかも。
そうそう、ちょうど昨日も、
前の会社の先輩から
「はあちゅうの会社のクライアント、
オレの部署の先輩が担当しているから
今度紹介するよ~、一緒にブレストしよう!」
なんてメールを頂いて、わくわくしました。
その営業局には、在職中は担当クライアントがいなかったにも関わらず
お世話になった先輩がたくさんいるので
なんだか特別な縁を感じたんです。
こういう「なんかご縁がある」場所には
経験上、いいことが待っている。
「キャー!いい予感がします。運命!」
先輩との距離の近さ故、
こんなチャラチャラした返信をした私ですが、
「運命」という重い言葉を気軽に使うこの癖が、
私の人生の中では案外大事だったんじゃないかと、ふと。
なぜなら、「これは運命」と信じることが
わくわくの始まりだと思うから。
転職の時も「神様がこっちに進めって言ってくれてる!」
と思うようなわくわくがありました。
去年の夏、転職のずっと前、
3つのことを口癖のように言っていました。
1つめは「編集長になりたい」。
その時期ちょうどフリーペーパーや雑誌を使った提案をして、
そういうものを作る仕事に憧れて、
「編集長って素敵だよねー」といろんな人に言っていました。
2つめは「1カ月くらい休みを貰って海外に行きたい」。
旅に関する本ばかり読んで、
休む予定もないのに航空券の値段を見ていました。
3つめは「恵比寿に住みたい」。
仲良しが全員恵比寿に引っ越したことと、
居心地の良いカフェをいくつか見つけたことで
私の中に恵比寿ブームが訪れました。
この全部が、転職を決めた瞬間、
叶ったんです。
名刺の肩書きが、「広報」や「PR担当」ではなく「編集長」。
降って湧いた有休は、ちょうど1カ月。
会社は恵比寿駅から徒歩5分。(※)
「これって運命じゃない!?」
と熱く語る私に、
友人は
「全部、自分が選んだんじゃん」
「偶然じゃん」と冷たい。
そうだけど、でも、
運命だと思った方が楽しいじゃん。
素敵な人に出会う度に
「この人が運命の人になるかもしれない」と思うし、
新しい体験をする度に
「これがきっかけで人生が変わるかもしれない」
と思っちゃう。
でも、自分が「運命だ」って信じたら、
きっとそれはそうなると思うんです。
そして、運命だと思ったら、絶対楽しい。
この仕事は、運命の仕事。
恋人じゃなくて、運命の人。
運命ってつけるだけで特別になるし、
わくわくする。
「運命」って言葉、やばくないですか。
全てを運命って思うだけで、わくわくしてきませんか。
…そんなことを講演会では話そうかなーと思いましたが、
今ここに書いちゃったから、使えませんね。
うーん、何話そう?
何にせよ、京都行き、楽しみです!
わくわくしてます!
※…住むまではいかなかったのは、念じる想いが弱かったのかも。
伊藤春香「PRガール」バックナンバー
- 第9回 「正しい努力は、楽しい努力。」(2/7)
- 第8回 「キャリアは続くよどこまでも。(就活生の皆さんへ)」(1/31)
- 第7回 「普通なんてあり得ない」(1/24)
- 第6回 「偉い人は、偉いから偉い。」(1/17)
- 第5回 「研修時代の思い出」(1/10)
- 第4回 「はーちゅーちょーのお仕事。」(1/4)
- 第3回 「聞かれても困るけれど。」(12/20)
- 第2回 「DNAに刻まれた会社のカルチャー」(12/13)