日立システムズは2月9日、企業ブランディングの一環で、デザイナーの吉岡徳仁氏に企業理念を体現した作品制作を依頼したと発表した。同社広報担当者によると、「3月中をめどに完成予定」といい、順次、本社をはじめ全国の事業所や吉岡氏の展覧会で公開される。
同社は2011年10月、日立電子サービスと日立情報システムズが合併して誕生したばかり。従業員基点の経営モデルを推進するとともに、「異なる価値の融合による新たな価値の創造」を目指している。
このイメージを対外的に表明し、従業員の理解を促すために作品制作に至った。吉岡氏は高橋直也・代表取締役社長との対談、社内のワークショップ参加などを経て、既に制作をスタートしている。
吉岡氏は作品制作を引き受けるにあたり、企業合併という「異なるものの出会い」によって新しい価値を生み出そうとしている点にイマジネーションを刺激されたといい、「まだ構想段階だが、(作品の)素材には2つの成分を融合させた結晶を使い表現したい」とコメントしている。
『宣伝会議』2012年2月1日号
マス広告だけに頼らずに認知・想起を高める! 購買行動の変化を捉えた宣伝戦略
メディア環境、消費者の情報収集行動が複雑化する中で従来、言われてきた「AIDMA」をはじめとした購買行動のプロセスモデルに当てはまらない現象が生まれている。流通する情報量が増大化する中で、消費者の頭に残り続けるブランド、忘れられないブランドとして生き残っていくためには、どうしたらいいのか。マス広告だけに頼らない、宣伝のアプローチを考える。
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