電通イーマーケティングワンは20日、観光、イベント等での利用を想定した、イベント連動型スマートフォンアプリの制作運用パッケージ「AReaナビ(エリアナビ)」の提供を開始した。
主なターゲットは、短期イベント主催者やレジャー施設運営者・観光地関係者など。最近のスマートフォンの普及により、AR機能を活用したアプリが出てきて、それを利用する生活者も増えてきていたが、AR機能のあるアプリの制作には工期面・費用面などの課題があった。
このサービスだと、短期間且つ低予算でAR機能のあるアプリの制作・運営を行うことができる。
「AReaナビ」を使うと、例えば観光・イベント等に関する各種情報を2Dマップ・AR画面それぞれにて確認することができ、状況に応じて現在地や目的地を確認したり、観光情報を確認したりするなど使い分けることも可能となる。また、ユーザー投稿型コンテンツや友人同士で位置情報を確認できる機能など、目的に応じてカスタマイズすることも可能となる。
先行事例として、2011年7月15日~8月31日の期間限定で提供した「東北六大祭アプリ」のコンテンツ企画及び制作を行っている。このアプリは「祭を知る・祭を楽しむ・祭を応援する」をコンセプトに、東北6県を代表する祭を盛り上げ応援するためにNTTドコモが提供した無料アプリ。
OSは、iOS、アンドロイド両方に対応しており、開発期間は約3週間から可能だ。