サイバーエージェントと凸版印刷、「“リアルいいね!”プロモーション」で協業

“リアルいいね!”プロモーション1

サイバーエージェントと凸版印刷は共同で、凸版印刷が昨年11月に開発した新システムを活用した「“リアルいいね!”プロモーション」のプロジェクトチームを発足し、3月上旬より商業施設や流通企業などに向けて同プロモーションの販売を開始した。

凸版印刷が開発した新システムとは、ユーザーのフェイスブックアカウント情報を登録したICタグを、展示会などオフラインの場に設置したNFC(※1)リーダーにかざすことで、ユーザーのフェイスブック上に商品情報などとともに「いいね!」が送信されるというもの。

このシステムを使うことで、フェイスブックページを運用しなくてもリアルの場からフェイスブック上で情報を拡散できるようになり、OtoO(Offline to Online)を実現する広告展開や販促活動が可能になる。今回発足されたプロジェクトチームでは、サイバーエージェントがプロモーションの企画立案および実施を担当、凸版印刷が新システムやICタグの提供、販促物の制作などを行う予定。今後、店舗や商業施設だけでなく、音楽イベント、スポーツイベントなどでの展開も見込んでいる。

また、本プロジェクトの第1弾として、3月2日にサイバーエージェントが開催したブロガーイベント「AmebaGG Beauty College」にて、「“リアルいいね!”プロモーション」の体験企画ブースが設置された。

「この春のデート服!一流スタイリストのコーディネートはどれだ?」と題されたこの体験企画は、ブースに用意された3種類のデート服コーディネートの中から、『AneCan』(小学館)専属スタイリスト・入江未悠氏のコーディネートを参加者が予想し、「リアルいいね!」して選ぶという内容。他の選択肢として、プーペガール社長・岡田寿代氏によるコーディネートと、一般男性によって選ばれたコーディネートも併置され、来場した女性ブロガー500人が正解を予想。投票の際、実際に“リアルいいね!”を体験したブロガーからは、「すごい!」「面白い!」という声が上がった。

(※1)NFC(Near Field Communication):ISOで規定された国際標準の近接型無線通信方式で、非接触ICカード機能やリーダー/ライター機能、機器間通信機能などが利用できる。



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