2011年のクリエイター・オブ・ザ・イヤーに正親篤氏(電通)

日本広告業協会(JAAA)は14日、会員社の中から2011年一年間で最も活躍したクリエイターに贈られる「クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞」に、電通アートディレクターの正親篤(おおぎ・あつし)氏を選定したと発表した。「審査委員特別賞」は前年に続いて該当なし。「メダリスト」には佐々木康晴氏(電通)など5人が選ばれた。

正親氏は、カンヌライオンズ金賞やACCグランプリに選ばれた昨年3月の「九州新幹線開業キャンペーン」(JR九州)のアートディレクションを手がけたことが評価された。そのほか、昨年はNTTドコモやエーザイ、Gaba(ガバ)、ソニー・コンピュータエンタテインメントなどを担当した。

メダリストの受賞者は次の通り。

佐々木康晴(電通)
塩崎秀彦(博報堂)
野添剛士(博報堂)
佐藤カズー(TBWA\HAKUHODO)
左俊幸(電通九州)

懸賞論文は皆川直己氏が金賞受賞

JAAAは併せて、「第41回懸賞論文」の入賞者を発表した。「論文」の部の課題は「クリエイティビティの可能性」で、61編の応募の中から電通・皆川直己氏(ストラテジック・プランニング局プランニング・ディレクター)の作品「シリコンバレーのイノベーションビジネスに学ぶ、広告業界のクリエイティビティの未来」が金賞に選ばれた。

ほかの受賞者は次の通り。

「論文」の部

金賞=皆川直己(電通)
銀賞=雨海祐介(博報堂)
銅賞=柳澤英輝(電通)、市来健太郎(博報堂)

「私の言いたいこと」の部

一般部門入選
柳貴男(博報堂DYメディアパートナーズ)
四宮拓真(電通)
白木俊介(電通ヤング・アンド・ルビカム)
牧志穂(博報堂)
新堀達男(電通)

新人部門入選
白川遼(読売広告社)
大住典子(電通)
上遠野茜(電通)

クリエイター・オブ・ザ・イヤー、懸賞論文ともに表彰式は5月31日の通常総会記念式典で行われる。


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