日清食品ホールディングスは4月4日、プロテニスプレイヤーの錦織圭選手と3年間の所属契約を締結したと発表した。本契約により、錦織選手は日清食品の広告宣伝活動やイベントに参加する。このほか所属選手として同社のロゴが入ったテニスウエアを、オリンピック競技大会を除く全試合とエキシビションおよび公開練習で着用する。
同社は錦織選手と2008年9月にスポンサー契約を締結しており、パートナーシップを推進してきた。2008年には世界ランキング56位、09年はけがによる故障に見舞われたが、2011年には24位に到達。日本人男子選手の最高位であった松岡修造氏の46位を抜き、19年ぶりにランキングを更新した。また2012年3月の世界ランキングでは過去最高の16位となった。
同社では「爽やかで健康的な力強いプレーと、世界のトップを目指して飽くなきチャレンジを続ける錦織圭選手の姿勢が日清食品グループの思いやグローバル戦略を推進する方針と共通する」としており、今回の所属契約に至った。