全日本シーエム放送連盟(ACC)は3月29日、第48回鈴木CM賞受賞者を小田桐昭氏に決定した。同日開催された通常理事会において、理事の全員一致の賛同を得て決まったという。
同賞は、味の素創設者である鈴木三郎助氏が1962 年度の日本宣伝賞を受賞したことを記念し、1964年に制定された。CM業界の向上・発展に寄与した人物に贈られる。
受賞した小田桐氏は1961 年に電通入社後、ACCグランプリ、カンヌ国際広告フェスティバルなど、国内外で200以上の賞を受賞。現在は小田桐昭事務所を主宰している。
またACCは、ACC 理事長賞及び貢献賞については、該当者なしと決定した。鈴木CM賞の贈賞は、帝国ホテルで開催される「第52回ACC CMフェスティバル」贈賞式後の記念パーティにて行う予定。