グレイワールドワイドは17日、クリエイティブ部門のトップに当たるチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)に、マッキャンエリクソン出身の入江洋平氏が就任したと発表した。16日付。前CCOの宮川貫治氏はグループクリエイティブディレクターとして現場の指揮にあたる。
入江氏は1986年マッキャンエリクソン入社。24年間在籍したのち、フリーのクリエイティブディレクターとして2年を経て16日付でグレイに入社した。手がけた仕事はネスカフェ缶コーヒー「N」(ネスレ日本)など。ACC賞、ニューヨーク・フェスティバル、ロンドン国際広告賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー特別賞などを受賞した。
グレイワールドワイドの主なクライアントはP&G、グラクソ・スミスクラインなど。入江氏は「今後デジタルはもちろん、イベントからプロモーションを含むコミュニケーション・デザイン、そしてソーシャルメディアとマス広告がかみ合った、消費者を関与させるキャンペーンの展開が重要」とコメントした。