Web制作会社ワン・トゥー・テン・デザイン(京都市)と複数のWeb制作会社を傘下に持つカメレオンホールディングス(大阪市)が4月に経営統合し、カメレオンホールディングスをワン・トゥー・テン・ホールディングスに商号変更した。今後はアジア地域への拠点拡大なども計画しており、デジタルマーケティングに強みを持つクリエイティブエージェンシーとしての総合力を打ち出す。
ワン・トゥー・テン・ホールディングス(大阪市)の資本金は650万円。社長には澤邊芳明ワン・トゥー・テン・デザイン代表取締役、専務に高場秀樹カメレオンホールディングス代表取締役がそれぞれ就任したほか、社外取締役には元ADKインタラクティブ社長の横山隆治氏(デジタルインテリジェンス代表取締役)が就いた。
傘下には、事業会社としてプロモーションに強いワン・トゥー・テン・デザインとカラーズ(大阪市)、マーケティングに強いエクスペリエンス(東京・渋谷)とアナグラムワークス(大阪市)のほか、新設のクアル(東京・渋谷)を合わせ5つのプロダクションを置く。連結の売上高は約20億円、社員数は110人。今後の事業拡大を踏まえ、2020年までに年商100億円を目指すとしている。
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