ライフネット生命保険は19日、Webのコンテンツ企画や制作を手掛ける5社と共同で、ネット上の口コミ拡大を狙いとしたキャンペーンを開始した。「ライフネット生命のバズ(口コミ)最大化」との共通テーマのもとで、5社がそれぞれコンテンツを作成し、ユーザーの投票数で成果を競う。
参加するのは、チームラボ、面白法人カヤック、はてな、クリプトン・フューチャー・メディア、芸者東京エンターテインメント。例えばカヤックはフェイスブックユーザー向けに、抽選でプロの声優がユーザーの自分史を読み上げてくれる参加型企画を行い、期間内で発表までを行う。はてなは、ライフネット生命の出口治明を起用したビジュアルを複数用意し、ユーザーに自由にセリフを付けてもらう企画を実施している。
各社の企画は5月18日まで。ユーザーはフェイスブックの「いいね!」ボタンで投票する。投票数はキャンペーンサイト上に毎週更新で途中経過を掲載する。
今回の企画は、同社が3月15日に東証マザーズに上場したのを記念して行うもの。「広く社名を知っていただくことで、保険を検討する段階でライフネット生命を想起してもらいたい」(マーケティング部)として、同社の岩瀬大輔副社長が発案したという。企画は広告会社などを起用せずに社内で進めた。