6/6(水)開催
「宣伝会議インターネットフォーラム2012」【事前レポート】
企業と生活者との関係性を再構築する アドテクノロジーの最先端
~ソーシャルメディア、スマートフォン活用からマーケティングの全体最適まで~「宣伝会議インターネットフォーラム2012」が6/6に開催される。昨年は企業のマーケター、宣伝担当者をはじめ2316名が来場した本フォーラムで、最先端のアドテクノロジーとその活用法について講演・展示を行う14社の事前レポートを、6回に分けて紹介する。
ソーシャルメディアの普及により顧客との関係性が可視化されやすくなったいま、企業活動にはこれまで以上に、顧客満足の創出が求められている。顧客心理分析に基づいたデジタルマーケティング支援を行うビービットが考える、これからのコミュニケーション戦略とは。
WEBメディアから顧客満足を実現する
ビービット 取締役 武井由紀子 氏
ビービットは、ユーザー中心のアプローチを用いて、デジタルマーケティング手法の開発やコンサルティング、また効果測定サービス「ウェブアンテナ」の提供を行っています。コンサルティングでは徹底した顧客心理分析をもとに企業とユーザーとのコミュニケーション戦略を立案することで、実際の売上向上などに寄与しています。また「ウェブアンテナ」では、単なるツール導入に留まらず、KPI策定や体制構築支援など、企業全体でのネットマーケティングの型作りをサポートしています。
大量生産時代の終焉やインターネットによる情報流通革命、また、人口ピークを迎えることでの経済成長の鈍化といった時代変化の中にあって、企業の成長原理もまた変革を迫られています。
その核となるのは、真の意味での顧客志向、つまり”短期的な目標達成のための顧客志向”ではなく、より長期にわたる”顧客満足のための顧客志向”です。特に、ネットやソーシャルメディアによって顧客満足が可視化され、それが他者の購買行動に影響を与えている今日、WEBだけでなく企業活動全体に対して、顧客への価値提供に照準があたるような体質改善が求められているのです。
日本の多くの大企業では、製造と小売の分断により、満足な顧客情報を持っていませんでしたが、このような流れの中で、ネットという企業と顧客が直接コミュニケーション可能なメディアの果たす役割は極めて重大であると言えます。
講演ではこの前提を踏まえつつ、実際にネットマーケティングに取り組む上での具体的な
方法論、
- 特に顧客志向が最も重要と言いながらも、「いきなり顧客から見てはいけないこと」
など、ネット担当者が陥りがちな罠 - サイト開発プロセスに顧客視点を取り入れたことで、大きな成果・満足度をあげた事例
- ネットによってこれまで可視化しきれてない顧客のニーズや満足度を可視化し、それをビジネスにフィードバックしていくというループを確立している企業事例
などをご紹介していきます。
6/6開催 『宣伝会議インターネットフォーラム2012』
最先端のアドテクノロジーとその活用法をご紹介
昨年は企業のマーケター、宣伝担当者をはじめ2316名が来場した本フォーラム。最先端のアドテクノロジーとその活用法について、「企業と生活者との関係性の再構築」を実践する企業14社が講演・展示を行います。