D2C(ディーツーコミュニケーションズから社名変更)が主催する第11回「モバイル広告大賞」の入賞作品が4日に発表され、グランプリには小型車MINI(ミニ)のキャンペーン企画として昨年12月に実施した「MINI COUPÉ(ミニ・クーペ)ハンティング大作戦」(ビー・エム・ダブリュー)が選ばれた。
スマートフォンを活用し都内で行われたユーザー参加型企画で、スマホアプリで地図上に登場する一台のMINI COUPÉを奪い合うというもの。期間は9日間で、ゲーム終了時に持っていた人に実車がプレゼントされた。特設サイトのPV数約43万、アプリダウンロード数約2万3000、フェイスブック「いいね!」数3000以上などを記録した。インパクトのある企画でブランド構築に貢献したことやゲーム性、スケール感などが評価された。グランプリのほか、マーケティング部門の「ベストキャンペーン」「ベストブランディング」にも選ばれた。
このほか、マーケティング部門では「ベスト」が延べ7作品、クリエーティブ部門は2作品が選ばれた。日交データサービスの「全国タクシー配車アプリ」は、マーケティング部門の「ベストイフェクティブネス」「ベストユーズオブテクノロジー」の両方で選ばれた。
贈賞式は7月12日に都内で開かれる。ベスト以上の受賞作品は以下の通り。
【グランプリ】
作品名 「MINI COUPÉハンティング大作戦」
広告主 : MINI Japan(ビー・エム・ダブリュー)
広告会社: 電通イーマーケティングワン
制作会社: 電通イーマーケティングワン、Jung von Matt
<マーケティング部門>
【ベストイフェクティブネス】
作品名 「全国タクシー配車アプリ」
広告主 : 日交データサービス
制作会社: 日交データサービス、日本交通
【ベストキャンペーン】
作品名 「MINI COUPÉハンティング大作戦」
【ベストユーズオブテクノロジー】
作品名 「全国タクシー配車アプリ」
【ベストユーズオブアプリケーション】
作品名 「お疲れさんアラーム」
広告主 : ライオン
広告会社: 電通
制作会社: D2C、株式会社葵プロモーション
【ベストユーズオブウェブサイト】
作品名 ギャルママを料理で応援!「mama ごはん」
広告主 : 味の素
広告会社: 博報堂、博報堂ケトル
制作会社: ユーピー、葵プロモーション
【ベストクロスメディアインテグレーション】
該当作品なし
【ベストブランディング】
作品名 「MINI COUPÉハンティング大作戦」
【ベストイノベーション】
作品名 「カールスバーグソーシャル・クーポンプラットフォーム」
広告主 : サントリーホールディングス
広告会社: 博報堂
制作会社: 博報堂DY インターソリューションズ
<クリエーティブ部門>
【ベストアド】
該当作品なし
【ベストアプリケーション】
作品名 「The World Face Games」
広告主 : パナソニック
制作会社: バスキュール
【ベストウェブサイト】
作品名 : 「グッジョブ、私!」
広告主 : スタッフサービス
広告会社: 博報堂、スティーブンスティーブン
制作会社: ピクセルグリッド、マウント、アーキタイプ、アームズ、メタファー