マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが12日発表した、企業ブランド好感度アップの要因分析の調査結果によると、企業ブランドへの好感度を大幅アップへと導いた体験や情報をおおまかに分類すると、「電気機器」は店員・社員の対応、「ファッション/繊維」は商品・サービス、「飲料」は企業の本業外での取り組み、「自動車」は企業としての対応が特徴的であることが分かった。
好感度が大幅に上がった経験を持つ企業としては、ユニクロと回答した人が最も多く、その理由として「震災後の対応」「商品の品質・機能」「コミュニケーション」「企業姿勢」など、多岐にわたる評価を集めている。
同時に、好感度が上がったことを周囲へシェアしたかも調査したところ、「友人・知人をはじめとした人に話したことがある」とした人は69.4%いるものの、ソーシャルメディアをはじめ、Web上で発信した人は10.2%にとどまったという。
調査は今年5月29日~30日、20~69歳の男女1000人にインターネットで実施した。