ヤフーは15日、インターネット上の優れたコンテンツや広告を顕彰する「Yahoo! JAPAN インターネットクリエイティブアワード」の今年度の開催概要を発表した。スマートフォンやタブレット端末などの「スマートデバイス」が急速に普及している状況を踏まえ、賞の選考対象をスマートデバイス向けのクリエイティブに限定した。昨年は、スマートデバイス向けは3部門のうちのひとつだった。併せて今回から、賞の概要や審査員もリニューアルした。応募受付は7月20日から8月20日まで。
公募による「一般の部」と、掲載された広告・コンテンツを顕彰する「企業の部」があり、一般の部は「スマートデバイス広告部門」、「スマートデバイスアプリ部門」、「アイデア部門」に分かれる。企業の部は2011年8月11日から2012年8月20日までにプロモーション目的で掲載されたものが対象で、スマートデバイスを利用した広告キャンペーンを募る「インテグレートキャンペーン部門」のみ。一般の部はプロ・アマ問わず参加できる。
また、Web上で公開されているAPIほか各種サービスを利用した作品を対象とする「Creative Hack賞」を特別賞として新設する。一般の部、企業の部とも対象。
昨年度のグランプリは、「企業の部」はサムスンテレコムジャパンの「SPACE BALLOON PROJECT」(博報堂+バスキュール+太陽企画)、「一般の部」は永川優樹氏の「WORLD – CRUISE」がそれぞれ受賞した。