住宅メーカーのパナホームは、昨年6月より展開している女性向けオール電化賃貸住宅「Lacine（ラシーネ）」を7月より拡充展開する。
昨年6月より運営されてきた東京・三鷹にあるラシーネ井の頭は、2～4週間の体験入居できる「おためしステイ」を主な入居形態とし、パナソニック製の省エネ家電や美容機器、協賛企業の製品をそろえ、入居者は好きなだけ使用ができる。また、ラシーネ井の頭内にある共用サロンでは、協賛企業による美容・料理などのセミナーを開催するなど、企業のプロモーションの場としても活用されていた。（詳しくはこちら）
オープンから1年で約110人がおためしステイを体験、好評であったことから、首都圏を中心におためしステイが可能な個所を増やすという。
そのほか、昨今の集合賃貸住宅に対する女性のニーズに応えるべく、ラシーネ井の頭で得た知見をもとに、安心に暮らせることはもちろん、外観や設備仕様、インテリアなど女性らしい嗜好や感性にマッチングするものを全国展開、通常アパートと同じ賃貸借契約の入居形態とする。それには、共用サロンはないが、別途周辺のおためしステイができるラシーネで開催する各種催しに参加が可能。賃貸集合住宅の付加価値として、入居者の交流・ネットワークを打ち出していく。
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