王子ネピア、大塚食品、カルビー、マルハニチロ、三菱UFJリースの5社は、防災の日をテーマとし、東北地方太平洋沖地震による被災地の復興支援につながるキャンペーン「ひろげよう防災の輪!復興支援キャンペーン『あなたが選ぶ!ともに生きる!』」を実施すると発表した。
このキャンペーンは、被災地が発行するJ-VERクレジットの購入を参加企業の対象商品売上の一部と販促物売上から購入し、被災地の復興プロジェクトを支援するというもので、その対象については、消費者が選べ主体的に参加できる内容となっている。
売り場での展開期間は、8月16日(木)〜9月(店舗によって異なる)で、消費者が支援対象候補プロジェクトを選んで応募する期間は9月1日(土)の防災の日〜9月30日(日)となる。
また、この企画は、日本スーパーマーケット協会及びチェーンストア協会傘下の会員企業に参加を呼びかけており、現在協会の加盟によらず、この企画に参加する流通・小売を募集しているという。
キャンペーンの対象商品も、水や缶詰、除菌ウェットティッシュなど防災にかかわりのあるもの。環境貢献、被災地応援型のキャンペーンが実際の店頭での購買をどれだけ押し上げるのかについても注目したい。
*流通・小売のキャンペーンへの参加、対象商品などのなどの詳細についてはキャンペーンウェブサイトより。
キャンペーンの企画概要
1、対象商品の納品数量×1円を原資として被災地で発行されたj−VERクレジットを購入。加えて、売場のPOP納品数量×10円でさらにJ-VERクレジットを購入。
2、消費者は、パソコンか携帯電話で支援対象リストから応援したいプロジェクトを、応募1回につき1プロジェクトを選択・投票する。
3、投票された割合に応じて、1、の資金を配分し、各プロジェクトのJ-VERクレジットをプロバイダである三菱UFJリース(※1)を通じて、購入する。
(※1)三菱UFJリースは、オフセット・プロバイダーとして本キャンペーンの対象となる排出権を購入し、東日本大震災の被災地復興活動を支援するために移転及び無効化業務を無償で行う。