ビービットは7月10日に台湾現地法人「微拓股份有限公司」を設立し、上海・北京・台北などの中華圏におけるデジタルマーケティング支援サービスの提供を開始した。
上海・北京・台北等の中華圏でデジタルマーケティングを行う企業は、中国におけるインターネットへのアクセス制限、これに伴うアクセスデータの欠損により、ネットユーザのニーズ把握が難しいという課題を抱えていたことから、ユーザが実際にウェブを利用する様子を観察し、ニーズや深層心理を分析する、同社の得意とするユーザ行動観察の手法が有効との考えから、今回の現地法人設立となった。
ビービットでは台北・上海・北京などの各都市で、日本と同等のユーザ行動観察調査専用ラボを整備し、中華圏の主要都市でユーザ行動観察を基にしたコンサルティングサービスを提供していくとしている。