Segment of One&Onlyは、ドラッグストアチェーンのID-POSデータを活用した新たな製配販協働のマーケティングサービスを展開すると発表。今月26日と8月7日に、メーカーを対象にした説明会を実施する。
同社は、全国15社のドラッグストアが集まり、400万人という非常に大きな規模のID-POSパネルを構築する。このデータはドラッグストア取り扱い全部門、カテゴリーをカバーしている。また、年間一定金額以上を購買している顧客のみをデータ抽出することで、確度の高い併買分析及びリピート分析も可能となる。
さらに、購入者(性年代別、購買行動別)の特定・比較や、エリア、立地、店舗規模、調剤併設の有無によるなど、さまざまな軸で抽出、分析が可能だ。
同社では、今後、年間4回「ID-POSマーケティング研究会」を開催していく。そこには、データ提供小売企業、メーカー、卸、販促メディアが参加予定となっており、毎回3〜4カテゴリーの購買行動分析を行っていくとしている。そのほか、ここで出てきた改善提案などについては、各小売業で実証実験を行い、結果を共有していく。
メーカー、小売業が手を携えてより良い売り場を作っていく試みがスタートすると、ドラッグストア業界のみならず期待が高まっている。
説明会の日時
(1)2012年7月26日(木) 10:00〜11:30
(2)2012年8月7日(火) 10:00〜11:30
場所:施設名:TKP東京駅ビジネスセンター1号館 会議室
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