今年10月1日には区制施行80周年を迎える渋谷区は周年を記念し、渋谷区PRキャラクターの募集を開始した。目的は、渋谷区の魅力や地域特性を国内外に効果的かつ積極的に発信すること。全国から広く募集を促すため、今回、同区ではよしもとクリエイティブ・エージェンシーにPRを委託している。
募集内容は、キャラクターデザイン正面1点、キャラクターの名前(愛称)、デザインおよび名前の創作趣旨(作品の意図)の説明文。今後、PRキャラクターは、区のホームページや各種印刷物への掲載をはじめ、着ぐるみなど区のPRに伴う媒体や、オリジナルグッズとしての商品化および区が必要と認めた団体等に使用される。採用の謝礼は100万円(デザイン採用者は、著作権法第27条及び第28条に規定する権利を譲渡し、著作者人格権の行使を放棄する旨の特約を付けた、著作権譲渡契約を締結することを含む)。
応募資格は、年齢、国籍、プロ・アマ問わず、渋谷区を愛する人。応募については、同区役所4階総務課総務係窓口、出張所、図書館、社会教育館で配布している応募用紙、および募集要項、もしくは渋谷区ホームページにてダウンロードし、確認すること。9月28日(金)必着分までが審査の対象となる。
なお、キャラクター募集にあたり、「渋谷区PRキャラクター制定検討会」が立ち上がった。モデル・歌手の きゃりーぱみゅぱみゅ、クリエイティブディレクター 箭内道彦さんの他、文化ファッションインキュベーション マネージャー 大沼久美子さん、よしもとクリエイティブ・エージェンシー PRプロデューサーの永谷亜矢子さんが参加する。4名は審査員ではなく、あくまでもアドバイザーという立ち位置。渋谷区では委員会メンバーからアドバイスを受けた上で、区役所内でキャラクター案を最終決定する考え。