CNNとフェイスブックは、今秋行われる米大統領選に向けて意見交換の場を提供する共同プロジェクト「AMERICA’S CHOICE 2012(アメリカの選択2012)」を発表した。
提携の目玉は、今夏配信予定のフェイスブックアプリ「I’m Voting(投票します)」のリリース。ユーザーはアプリを使うことで、投票意思や特定の候補者・政策に対する支持をフェイスブック上の友人に表明することができる。自分が支持する候補者や政策を、フェイスブック上の何人の友人が支持しているかを見ることもでき、地図上で米国の州ごとに表示される仕組みになっている。
CNNはアプリを大統領選報道における第2の情報プラットフォームととらえ、国内の議論の中心となる最重要政策についてフェイスブックユーザーに質問し、その反応をレポートする予定。
他にも、フェイスブックが測定する各候補者のフェイスブック上の口コミのレポートを受け、州ごとの分析を行う。また、民主党・共和党の全国党大会、大統領候補討論会、投票日、そのほかの選挙上の重要日程前後には、米国内の主要地点ごとにフェイスブックユーザーに質問を投げ掛け、CNNやフェイスブックの2012年米大統領選ページでレポートする。