スマートフォンをはじめとする高機能端末の普及やソーシャルメディアの浸透により、消費者の情報接触量や頻度、またその態度や形態が大きく変化しています。
いまそうした変化に伴い「ブランドや企業」と「消費者」との接点はさまざまなチャネルに広がりをみせており、また、消費者の購買に至るまでのプロセスは複雑化しています。
そうした中、企業にはこれまで以上に顧客一人ひとりを意識し、その潜在的なニーズや嗜好を汲み取り、ブランドの価値を伝えるための”対話”を様々なチャネルを横断して行っていくことが求められます。
本セミナーでは、企業やブランドに対するリアルタイムの接点を捉え、消費者のニーズの変化に柔軟に対応し継続的に顧客満足を高めるためのアプローチについて探っていきます。
「インタラクティブマーケティングセミナー」開催概要
日時 2012年9月19日(水)13:30~15:20(開場 13:00)
会場 宣伝会議セミナールーム(表参道A5出口1分)
〒107-8550 東京都港区南青山5-2-1 NBFアライアンスビル2F
対象 企業のマーケティング責任者・担当者、ブランドマネージャー、CRM、宣伝、広報、経営企画・戦略、広告会社など
参加費 無料(事前登録制)
定員 70名
お問い合わせ 宣伝会議 セミナー事務局
E-mail sendenseminar@sendenkaigi.co.jp
TEL 03-6418-3331
受付時間 平日10:00~18:00(土日祝祭日は除く)
プログラム
第1部 13:35~14:25
マーケティングをスマートにする「クロスチャネル・プロファイル」のススメ
情報過多の昨今の市場においては、顧客の消費行動における判断は以前より複雑になりました。企業のマーケティング活動は、利益最大化の為に、新旧チャネル(顧客接点)を横断的に利用して、顧客や見込み客との対話を行い続ける事が求められています。本ワークショップでは、世界で数千社のマーケティング活動を支えているEnterprise Marketing Management(EMM)フレームワークと、クロスチャネルにおける顧客プロファイル活用事例をご紹介します。
【講演者】
日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 スマーター・コマース ソリューションコンサルタント
田村 浩二 氏
2002年早稲田大学を卒業後、国内広告代理店へ入社。その後、Web系システム開発会社、Webマーケティングコンサル・Web開発会社での勤務を経て2011年1月よりIBMの戦略フォーカスである Smarter Commerce ならびに Enerprise Marketing Management (EMM)部門へ参画。EMM各製品のプリセールスを担当。
休憩(10分)
第2部 14:35~15:20
顧客との関係性を高めるZOZOTOWNのCFM戦略の現状と今後
消費者の趣味や嗜好が購買に大きく影響を与えるファッションの分野において、急成長を続けるファッション通販サイト「ZOZOTOWN」。顧客の満足度を高め、友達のような関係をつくるために「ZOZOTOWN」が重視するCFM=カスタマー・フレンドシップ・マネジメントのアプローチとは。本セッションでは、ZOZOTOWNにおけるCRMの意義やその戦略についてソーシャルやビッグデータといったキーワードを交えてお話しします。また、ZOZOTOWNが実施するキャンペーンの取り組みを支援するIBMUnicaの活用事例についてもご紹介します。
【講演者】
株式会社スタートトゥデイ マーケティング本部 CFM部 ディレクター
岡崎 徹 氏
株式会社スタートトゥデイ マーケティング本部 CFM部ディレクター。2006年スタートトゥデイに入社し、約4年間システム部にてZOZOTOWNをはじめとする様々なシステム構築に従事。2010年11月、CFM部の新設に伴いマーケティング本部に転属。エンジニアとして、CFMに関わるシステムをゼロから構築した。現在、ディレクターとして、CFM部のミッションである「お客様と友達のような関係構築」の実現に向け、CFM戦略に取り組んでいる。