いよいよスタートした、第50回宣伝会議賞。
今回も、広告界の最前線で活躍するクリエイティブディレクター、コピーライター、CMプランナーが審査員を務めます。その数、なんと100人!
このコーナーでは、審査員の皆さんが日替わりで毎日登場します。プロのコピーライターの皆さんは一体、どんなシチュエーションでコピーを生み出しているのでしょうか?宣伝会議賞のグランプリ、そしてコピーライターとしてのキャリアアップを目指す皆さんに向けたメッセージもお届けします。
今回も、広告界の最前線で活躍するクリエイティブディレクター、コピーライター、CMプランナーが審査員を務めます。その数、なんと100人!
このコーナーでは、審査員の皆さんが日替わりで毎日登場します。プロのコピーライターの皆さんは一体、どんなシチュエーションでコピーを生み出しているのでしょうか?宣伝会議賞のグランプリ、そしてコピーライターとしてのキャリアアップを目指す皆さんに向けたメッセージもお届けします。
本日は、大広の安路 篤さんへのインタビューを紹介します。
近鉄やサントリー、WOWOW、H.I.S.など幅広いクライアントを持ち、クリオ賞、日経広告賞、NY ADCなど国内外で受賞多数の安路さん。最近の仕事には、近畿日本鉄道の奈良、飛鳥キャンペーンの広告があります。
(※広告ビジュアルは宣伝会議10月1日発売号でもご紹介しますので、ぜひご覧ください!)
――コピーが浮かぶのは、どんな瞬間でしょうか?
安路さん 電車の中や、ファミレス、会社でのADとの打ち合せ中です。
――「コピーを考えるときは一人になりたい」派の方もいらっしゃいますが、他の人と話をすることで、得られるヒントも多そうです。コピーを考えるときの、マストアイテムと言えば何でしょうか?
安路さん コーヒー、雑談、アートディレクターです。
――ビジュアルを含めた、アウトプットのイメージをより明確に持つことで、見る人に伝わる、心を捉えるコピーが生まれるのかもしれませんね。最後に、宣伝会議賞の応募者の皆さんへのメッセージをお願いします。
安路さん コピーは、発見と、切り口です。あまり細かいことは気にしないで、ドドーンと太いコピーを書いてください。
――コピーライティングのテクニックももちろん重要ですが、それ以上に、目の付けどころがものをいうことも。応募者の皆さんには、他の人には見つけられない自分ならではの切り口で、「これは!」という一本を生み出していただきたいですね。
次回は、サーチアンドサーチ・ファロンの服部タカユキさんへのインタビューを紹介します。かつては、宣伝会議 コピーライター養成講座の受講生だった服部さん。そのメッセージにご期待ください!
安路 篤(大広/コピーライター)
1962年生まれ。主な仕事に近鉄、サントリー、WOWOW、H.I.S.などがある。TCC部門賞、TCC審査委員長賞、クリオ賞、日経広告賞、NY ADC賞など受賞。
【宣伝会議賞1分アドバイス バックナンバー】
- 薄 景子さん「編集者の感覚を持つと“生きたことば”が書ける」
- 小川英紀さん「机の前でウンウンうなる」
- 玉山貴康さん「受賞できなかった悔しさが、今につながっている」
- 鵜久森 徹さん「アイデアを練る場所に、こだわりはない」
- 吉澤 到さん「クライアントがコピーライターに期待する役割はより大きく、重くなっている」
- 濱田雄史さん「一次と二次の審査結果を見ると、自分のコピーが“当たり”かわかる」
- 阿部光史さん「人の心に灯りを点すコピーを」
- こやま淳子さん「宣伝会議賞で、仕事では鍛えられない筋肉を鍛える」
『宣伝会議賞』
日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」は第50回を迎えます。1963年にスタート以来、広告界で活躍する一流のコピーライターのほか、糸井重里さん、林真理子さんといった著名な書き手を輩出してきました。50回目となる今回は50社の協賛企業から課題が出されており、第一線で活躍する100人のクリエイターが応募作品を審査します。課題は9月1日発売『宣伝会議』本誌にて発表、2012年10月31日が締め切りとなります。
日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」は第50回を迎えます。1963年にスタート以来、広告界で活躍する一流のコピーライターのほか、糸井重里さん、林真理子さんといった著名な書き手を輩出してきました。50回目となる今回は50社の協賛企業から課題が出されており、第一線で活躍する100人のクリエイターが応募作品を審査します。課題は9月1日発売『宣伝会議』本誌にて発表、2012年10月31日が締め切りとなります。