日販が初のプロモーション、本好きのためのコミュニティサイトを開設

ほんらぶ

日本出版販売(以下、日販)は、出版業界全体の活性化と、「本」そのものの価値を高めることを目的とした「ほんらぶ」を合言葉とするプロモーションを開始した。

プロモーション全体のクリエイティブディレクターを務めるのは、すき あいたい ヤバい 箭内道彦氏。プロモーションのスローガンは、「ほんらぶ」だ。世の中の人たちにもっともっと「Honya Club」、そして「本」に愛着を持ってもらいたいという願いと同時に、Honya Club=ほんやくらぶ”の略称としてだけではなく、“本LOVE”という意味を込めている。

同プロモーションは、Webと全国の書店の店頭で同時に実施される。まず「本好き」のためのウェブ上のコミュニティラウンジ「3 SPECIAL BOOKS (スリー スペシャル ブックス)」を10月1日に開設。このコミュニティーはFacebook、Twitter、またはHonya Club.comの個人アカウントでログインし、自分にとっての「トクベツな本」を3冊登録すれば誰でも参加できる。そこにアップされた本を通じて、人と人がつながる仕組みになっている。今後はタレント・芸能人や作家、「本」のプロでもある書店スタッフ、出版・編集関係者たちが「3 SPECIAL BOOKS」の「キュレーター」となり登場、自らの人生の中で出会った「トクベツな3冊」についての想いや魅力を紹介する。

books_野村萬斎さんF
books_優木まおみF books_榮倉奈々F
店頭に掲出予定のポスターのイメージ。今後、この4人以外の“キュレーター”たちが順次登場予定だ。

一方、店頭では日販が展開する本のポイントカード「Honya Club」加盟店およびオンライン書店「HonyaClub.com」受取店を中心とした全国約1,700書店で「3 SPECIAL BOOKS」と連動したコーナーを展開。店頭ポスター開始時には野村萬斎が登場、その後、優木まおみ、榮倉奈々、又吉直樹(ピース)らキュレーターが店頭ポスターに登場予定で、Webとの連動を図っていく。

日販としては、こうした試みは初めて。しばらくは期間を限定せずに、プロモーションを実施していく考えだ。



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