日本科学未来館は、テクノ・プロデューサー、DJとしてジェフ・ミルズ氏とコラボレーション。来春、未来館のシンボル展示・地球ディスプレイ「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」を取り囲む空間を満たす音楽が、ミルズ氏によって生み出されることが決定した。
これに関連して、またミルズ氏が主宰するAxis Records20周年を記念して、10月29日(月)19時からライブストリーミング「DOMMUNE(ドミューン)」で、ミルズ氏と日本人初の宇宙飛行士である館長・毛利衛氏がスペシャルトークを行うことになった。当日はライブストリーミングされるほか、事前の申し込みによる抽選で50名が日本科学未来館の会場でトークプログラムを観覧することができる。
当日は三部構成のプログラムを予定。第1部 は「ジェフ・ミルズ20年の航行」。Axis Recordsの20年を振り返りながら、これまでの作品解説や新作紹介を織り交ぜて、ミルズ氏の宇宙観や、サイエンス・フィクションに対する姿勢が解き明かされる。第二部は「サイエンスとフィクションのつながり」をテーマに2人のトーク。第三部は、ミルズ氏が活動の一環として行う「シネミックス」(無声映画に新たなサウンドトラックを制作し、シネマとミュージックをミックスする)作品の中から、SF映画の金字塔『メトロポリス』(フリッツ・ラング監督/1926年制作)のシネミックス作品を世界で初めて配信上映する。この日はミルズ氏自身の編集による映像に、ライブパフォーマンスによる音楽をミックスする1時間バージョンの特別上映となる。
観覧希望者は同館のイベントページより申込みのこと。締切は10月22日(月)17時まで。