「食べるか書くか、どっちかだよ!」と息子に注意を受けつつのコピー制作
こんにちは!三重のコピーライター、高田寿実です。早くもチャレンジ宣言から1ヵ月が過ぎてしまいました。
この1カ月、コピーに向き合う時間は、朝の30分~1時間、週末の夜に2時間くらい。仕事中は、進行中の案件で頭いっぱいなので…。移動中、子どもとの会話、家事の時間は、常に頭のスキマに「課題の商品」を入れている状態にしています。
机で集中して書く時間はとても少ないですね。ブログ参戦者であるのに、応募予定数もかなり少ない私で恐縮ですが、テーマは「今の生活リズムで、どこまで書けるか、同時進行できるか」。自分自身との戦いです。
そんな私のお役立ちアイテムは、いろんなタイマー、アラームの音です。
朝、携帯のアラームで始動、コーヒーを飲んで目を覚まして、ダイニングテーブルに数枚のA4用紙を広げる。ノートPCで課題のリサーチをしつつ、コピーを書く。キッチンタイマーをセットしてタマゴをゆで、かきまぜつつ、ノート片手にコピー。シリコンスチーマーにざく切り野菜をぶち込んで、レンジでチン。
6:30、夜にセットした炊飯器が鳴って、朝食やお弁当をつくって身支度…。音が鳴ったら次の支度、といった感じでコピー+家事を進めます。朝食を食べながらコピー、子どもの保育園連絡ノートを書く。
「食べるか書くか、どっちかだよ!」と子どもに注意されますが…。超あわてんぼうな私、いくつかの音に追われて同時進行、合っているかもしれません。スミマセン、生活感マル出しで恥ずかしいのですが、これがリアルな姿です(笑)
コピー書くのは、苦しい85%、楽しい15%
「コピーを書く楽しさ」とのことですが、「楽しい!」にたどり着くまで、いつも長い道のりですね。全体は、苦しい85%、楽しい15%くらいだと思います。甘い考えかもしれませんが、忙しい中だからこそ「書くシチュエーションも楽しむ」こと、心がけています。
そのために、朝のタイマーに加えて、週末は好きな音楽が欠かせません。10代からずっと好きなクラブジャズを聴きながら、1週間頑張ったご褒美にビール1本をプシューッ!宣伝会議賞が終わるまでは、週末のビールは一本で止めて、課題に取り組みます(笑)。こちらも音で気分を上げます!
9月は、このようにインドアな取り組みでしたので、10月上旬は外に出て課題の商品をリサーチしたり、周囲にヒアリングしつつ書いていきます。
この時点で出遅れてはいますが、残りの1カ月も「音」を味方に、コピー・仕事・家庭の同時進行をがむしゃらに頑張ります!最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
明日は、赤星薫さん(30歳)の「宣伝会議賞チャレンジ宣言(2)10月の試練編」をお届けします。
挑戦者16人のプロフィールはこちらから。
【宣伝会議賞チャレンジ宣言 高田寿実さんバックナンバー】
日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」は第50回を迎えます。1963年にスタート以来、広告界で活躍する一流のコピーライターのほか、糸井重里さん、林真理子さんといった著名な書き手を輩出してきました。50回目となる今回は50社の協賛企業から課題が出されており、第一線で活躍する100人のクリエイターが応募作品を審査します。課題は9月1日発売『宣伝会議』本誌にて発表、2012年10月31日が締め切りとなります。