クラウド型CRM事業を手がけるユラス(東京・港)は、CRM(顧客関係管理)ベースのオウンドメディアプラットフォーム「MA3」と連携させたCRMソリューションの新製品「MA3+DSP」「MA3+BigAnalytics」を23日に発売した。Web会員に対して継続的なマーケティング施策既存の「MA3」の機能に加え、新規会員獲得のための広告施策や顧客情報分析を行う機能を加えた。これにより、マーケティングの効果改善を繰り返す循環システムを構築できるとしている。
「MA3+DSP」は、MA3とDSP(Demand Side Platformm)広告配信システムを連携させるもので、自社会員の購買行動履歴から抽出した会員セグメントに対して精度の高い広告を配信できる。メール配信で反応のなかった会員に広告を配信したり、高級商品を広告で訴求したい場合に過去に類似商品を購入した層と似た傾向を持つオーディエンスに広告を配信して効果を高めるような施策ができる。
「MA3+BigAnalytics」は、顧客の購買行動履歴を分析して分類したり、顧客に最適化したコンテンツやマーケティング施策を行うことができるという。