いきなり机には向かわない
おかげさまで、ツイッターのフォロワーが3人も増えました。大学三年生の高倉宏侑です。「なるべく目立たない」をテーマに、キャンパスライフをエンジョイしております。自分が最年少だということが判明しましたので、若さ溢れるブログをお届けします。
早速ですが、私の「寝ても覚めても宣伝会議賞な毎日」を書いていきます。まず残念なお知らせなのが、自分自身「寝ても覚めても宣伝会議賞な毎日」を過ごせていないということです。寝ても覚めても考えることと言えば「どうしたら女子大生と緊張せずにお話しできるか」や、「もしも隣の部屋に大好きな麻生久美子さんが住んでいたら」などなど。もちろん、ヤル気がないわけではありませんが、どこか楽観的に考えているような…。これは、自分のコピーへの取り組み方に理由があるかもしれません。
私はコピーを考えるとき、いきなり机には向かわないようにしています。机に向かうという行為が自分に向かないからです(分かりづらい!)。その代りに、常日頃からアンテナを張り巡らせて、日常からヒントを見つけるようにしています。宣伝会議賞に応募しようと決めてからは、その意識が増しました。
大学の講義を受けたり、友達と話したり、ごはんを食べたり、ラジオを聴いたり、電車に乗ったり、実家の福岡県でのんびりしたり…。とにかく「普通に」生活しています。そのなかで、たまーに「そのことば、おもろい!」や「これって使えるかも!」という感じで新しい視点・ヒントに出会うことがあります。
これを繰り返した後で、机に向かってウンウンうなるスタイルで取り組んでいます。やっぱり最後は机の上。あやうく「机の上で、スターは生まれる。」に反抗するところでした。
しんどいながら面白さを実感中
けれども、その方法で良いコピーが書けているのかと言われると、そんなわけはありません。時間だけが過ぎていきます。プロっぽく「酒場のおやじの一言がきっかけで書いたコピーだぜ☆」なんて言ってみたいものです。時間をかけているのに、書けない。コピーってむずかしいです(笑)
50もの課題商品がありますが、実際に取り組み始めたのは今のところ3課題のみ。自分のスケジュールの組み方に問題があるのですが、なかなか順調に本数は伸びないものです…。前回のブログで「たくさん出します」なんて言わなきゃ良かったなと後悔しています(笑)
しんどいですが、発想の幅を広げ、新しい視点を発見する面白さを実感しています。先日は「四文字熟語」を一文字かえると「四文字熟女」になることを発見し、夜な夜な興奮したものです。関係ないですね。みなさんの好きな「四文字熟女」は、誰ですか?
それでは、キャラはブレブレですが今回はここまでです。残り時間、ラストスパートで頑張りましょう!とくにボク!
明日は、呉 文恵さん(24歳)の「宣伝会議賞チャレンジ宣言(2)10月の試練編」をお届けします。挑戦者16人のプロフィールはこちらから。
【宣伝会議賞チャレンジ宣言 高倉宏侑さんバックナンバー】
日本最大規模の公募広告賞「宣伝会議賞」は第50回を迎えます。1963年にスタート以来、広告界で活躍する一流のコピーライターのほか、糸井重里さん、林真理子さんといった著名な書き手を輩出してきました。50回目となる今回は50社の協賛企業から課題が出されており、第一線で活躍する100人のクリエイターが応募作品を審査します。課題は9月1日発売『宣伝会議』本誌にて発表、2012年10月31日が締め切りとなります。