ポッカコーポレーションの名古屋戦略についての提案「これがプロの企画書だ!」2012年12月号より

販促会議の人気連載コーナー「これがプロの企画書だ!」に掲載している企画書の一部を公開。企画の立案や企画書の書き方の参考にしてください。

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ポッカコーポレーションの名古屋戦略についての提案

「販促会議」2012年12月号連載「これがプロの企画書だ!」より

(執筆者)
電通中部支社
クリエーティブ・ソリューション局 戦略デザイン1部 コミュニケーション・デザイナー
高橋奈々海氏

  • ポッカの創業の地である名古屋エリアにおいて、ポッカの存在感を再構築したい。
  • 名古屋エリアにおけるネットワークを構築し、エリア戦略を立案・推進する「名古屋戦略部」を新部署として新設。
  • 名古屋エリアの活動の行動指針となるメッセージを開発してほしい。
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プレゼントーク(1)
まず、当社の地域ブランドプロジェクト「abic」をご紹介します。深刻化する地域問題に対し、「地域」をブランドにしていくためのマネジメント手法を確立し、コンサルティング業務を行っています。名古屋市においてもシティプロモーション業務を手掛けています。本日は「abic」の人材・知見に基づいたご提案をいたします。

ポイント(1)

  • 競合プレゼンであったため、自社ならではの考え方、チーム体制、メリットをまずはっきりと提示する。

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プレゼントーク(2)
「abic」では、企業と地域の関係について、三つの形態があると考えています。一つ目が、工場、本社進出といった企業からの一方的な「TO」の関係性。二つ目が、地域のためのCSR、文化施設の構築といった「FOR」の関係性。こちらも地域からのかかわりを期待できない、企業からの一方的な関係です。三つ目に、企業と地域のかかわりが双方向的である「WITH」の関係性。企業ブランドの構築に地域が貢献する、地域ブランドの構築に企業が貢献する、このような地域と「ともに」といった互恵関係が、企業と地域の新しい関係であると考えます。

ポイント(2)

  • 抽象的な概念も、「TO」「FOR」「WITH」といった平易な言葉を用いることで、聞き手の理解を促す。
  • ひと目で何を伝えたいか分かるよう、矢印などの記号を効果的に用いる。


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