ゲーム業界初。エコなゲーム機で楽しむ「エコアミューズメント」がスタート

エコラベル

認定した製品には『エコラベル』(ISOの環境ラベルに関する規格ISO14021に準拠)をゲーム機に貼付している。

バンダイナムコは12月から業務用ゲーム機にエコラベルを表示する「エコアミューズメント」を開始した。これまでにも自然と調和したアウトドア型のエコアミューズメントはあったが、ゲーム機で「エコ」を発信するものは業界初となる。

バンダイナムコは、国内で販売する自社製業務用ゲーム機を対象に策定した「環境配慮設計ガイドライン」に基づき、一定の自主基準をクリアした製品を「エコアミューズメント」と認定。環境配慮設計(「LED 照明や液晶ディスプレイ等の省エネ製品採用」や「梱包材をできるだけ減らす省資源化」等に取組んでいる。また、環境に配慮した製品であることが一目で分かるよう、ゲーム機本体に「エコラベル」を表示する。

最初の認定製品は子どもたちに人気の『新幹線はどーこだ?』。乗り物が集まっているゲーム画面の中からお題の乗り物を探してタッチして答えるキッズ向けのキャラクター探しゲームで、デザインは人気の高い「N700系のぞみ」を採用。ステージは全20種類ある。

ゲーム終了後にカードの払い出しがあり、オモテ面には新幹線の写真、ウラ面には新幹線に関する情報を掲載。カードは全41種類あり、親子で一緒に見て、読んで楽しめる内容となっている。

飛行機や自動車と比べてエネルギー消費量が少ない「エコ」な乗り物、新幹線のゲーム機だけに、子どもたちにも楽しみながら自然に環境配慮の大切さを感じてもらえるのではないだろうか。

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