12月1日、関東地方の12大学で経済・経営・商学系のゼミに属する学生が参加する「関東学生マーケティング大会」の最終発表会が早稲田大学で開催された。これまで30年以上にわたり「関東10ゼミ討論会」として実施してきたが、今年度から名称を改めた。
今回は18ゼミから53チームが参加し「マーケティングの新たな可能性」という研究課題のもと、論文とプレゼンテーションにより審査が行われた。当日は約350人が来場し、ライオンや博報堂などの担当者、大学院生らが審査に参加した。
審査の結果、早稲田大学・守口剛ゼミによる「高級ブランドにおけるセカンドラインの有効性」が最優秀賞に選ばれたほか、優秀賞・論文賞は慶應義塾大学・清水聰ゼミによる「『なりたい自分消費』における動機の解明とモデル化」だった。