ブランドマネージャーは担当する商品・サービスが社内でどのように位置づけられているのか、今の顧客からどう見られているかを正確に認識しなくてはなりません。その上で、担当商品・サービスがあるべき姿を明確に定義し、ブランドを構築し育成していくための方向性を指し示す必要があります。
ブランドマネージャーのリーダーシップが強ければ強いほど、ブランドは確固たるアイデンティティを保つことができ、またブランドの創業者がブランドに込めた思いや、培われた歴史を壊すことなく革新的な試みに挑戦することができます。
例えブランドマネジメント組織ではなく、機能別に分かれた組織であったとしても、各部門担当者がマーケティングの一貫した全体像を描ける視点を持つことができれば、企業全体のマーケティング力の強化に直結します。
そこで、宣伝会議では、マーケティングの専門誌『宣伝会議』で得た情報・ノウハウをもとに、「ブランドマネージャー育成講座」を開講いたします。選りすぐりの一流ブランドマネージャーを講師に迎え、成長への次なる一手となるマーケティングのノウハウを学びます。
講義テーマ
- ブランドマネージャーに求められるリーダーシップとバリューチェーンの中のブランドマネージャー
- ロールプレイング~ブランドマネージャーの役割を体感する~
- ブランド体系管理
- ブランドを作る
- ブランドを育てる~マーケティング施策~
- 学んだことの振り返りと質疑応答
対象
- 主力商品の売り上げが下がり続けており、リニューアルすべきか悩んでいる方
- 担当ブランドが社内で重要視されていないため、予算が少なく協力がなかなか得られない方
- 定番商品のラインを活性化したい方
- ブランド資産を活かし、他のカテゴリーに参入したい方
- 商品力には自信があるが、いつも気がつくと価格競争に巻き込まれている方
- お客様とともにブランドが年を取り、新たな顧客を開拓できないでいる方
- これまで顧客ニーズに合わせた商品開発をしてきた結果、社内で競合商品ができてしまうなど、ブランドの体系化ができていない方
ブランドマネージャー育成講座(東京教室)
開講日: 2013年3月12日(水)
講義時間: 10:00~18:00予定
定 員: 35名 ※定員になり次第、締め切りますので、お早めにご予約ください
講義回数: 2日間
開催場所: 表参道周辺
受講価格: ¥126,000
ブランドマネージャー養成講座連動コンテンツ「ブランドマネジメントの今」
- 第10回 「白い恋人=石屋製菓」というイメージ定着へ、ブランドの確立が課題
- 第9回 100年愛されてきた菓子メーカー、ブランド確立目指し組織を改革
- 第8回 日本人の感性伝える、滋賀発・ふくさ製造元の和雑貨ブランド
- 第7回 北欧発アパレルの日本版を開発、創業社長が取り組むブランド化
- 第6回 5年以内に受験者数4万人が目標。財団法人のテスト事業をブランド化する
- 第5回 革新的な取り組み続ける京都の料亭 ブランド資産を記録し、組織としての成長へ
- 第4回 サイクルが早い新商品開発の現場 長期的なブランド育成が課題に
- 第3回 江戸の創業から300年続く、老舗流のブランドマネジメント
- 第2回 「“相互信頼”で日本のカジュアルを新しく」二代目社長が目指すブランドづくり
- 第1回 日本の老舗企業には、何百年も前から「ブランドマネジメント」が根付いていた?