広告・Web業界を目指す大学生向けの合同企業説明会が10日、東京都内で開催された。主催は、広告・マスコミ界向けの就職サービス「マスナビ」を運営するマスメディアン。就職活動中の大学3年生ら約1500人が来場した。
電通や博報堂、大広、マッキャンエリクソン、博報堂プロダクツなど、主要な広告会社、制作会社の人事担当者や若手社員が登壇し、仕事の内容ややりがい、求める人材像について説明した。経済界や広告界を取り巻く環境変化を踏まえ、「ビジネス領域の拡大・多様化」(電通)や「地域とダイレクトマーケティングに強み」(大広)、「グローバルを見据えたコミュニケーション支援」(マッキャンエリクソン)、「世界で通用するWebクリエイティブ」(博報堂アイ・スタジオ)など、それぞれ各社の強みや目指す方向について紹介した。
企業の採用広報活動の解禁が昨シーズンから12月と後ろ倒しされ、就職活動が「短期決戦」の色合いが強まる中、学生にとっても効率的な就職活動が課題と言われている。参加した学生からは「社員の生の声が聞けたので仕事や会社のイメージが理解できた」「主要各社が集まっていたので比較して見ることができた」といった声が聞かれた。
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