東畑幸多さんと嶋浩一郎さんに聞くCOMMUNICATION SHIFT最終回イベント、速報レポート

B&B

半年間にわたる、広告の未来を探る旅。

その終着地点は……下北沢。

ビールも飲める本屋B&B で、COMMUNICATION SHIFTの最終回のトークショーが2月4日に行われました。

この連載がはじまったときから、「広告の未来について、みんなで話し合う場をつくりたい」と思ったので、来ていただいたみなさん、そしてB&Bに感謝!

話題と共感を呼ぶテレビCMをつくり続けている、電通コミュニケーション・デザイン・センターの東畑幸多さん。B&Bプロデューサー、雑誌ケトル編集長で博報堂ケトル代表の嶋浩一郎さん。そして僕の3人で、2時間の予定を大幅に上回り、3時間延々と話し続けました。

このお2人に、最終回の出演をお願いしたのは、嶋さんは事業という形を通して、東畑さんはCM表現という形を通して、広告の未来をどうつくろうとしているのか、うかがいたいと思ったのです。

それは、異種格闘技戦、のようなイメージ。

でも、トークショーが進んでいく中、そうした「形」というのは、小さな差でしかないと思い始めました。そして、もっと大きな意味での、広告の可能性についての発見がありました。

「人が自分では気づけない欲望を見つけたり、欲望の小さな芽を育てたりすることをいつも考えている」(嶋)

「一見つまらないものにも別の視点を与えることができるのが、広告」(東畑)

「広告の広を、人数の広さから、価値の広さ、可能性の広さを示すものにしたい」(並河)

COMMUNICATION SHIFT最終回、来週水曜日、再来週の水曜日の2回にわけて、詳細をお伝えします!

並河 進「広告の未来の話をしよう。COMMUNICATION SHIFT」バックナンバー

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並河 進(電通ソーシャル・デザイン・エンジン コピーライター)
並河 進(電通ソーシャル・デザイン・エンジン コピーライター)

1973年生まれ。電通ソーシャル・デザイン・エンジン所属コピーライター。ユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクト、祈りのツリープロジェクトなど、ソーシャル・プロジェクトを数多く手掛ける。DENTSU GAL LABO代表。ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン・クリエーティブディレクター。宮城大学、上智大大学院、東京工芸大学非常勤講師。受賞歴に、ACCシルバー、TCC新人賞、読売広告大賞など。著書に『下駄箱のラブレター』(ポプラ社)、『しろくまくん どうして?』(朝日新聞出版社)、『ハッピーバースデイ 3.11』(飛鳥新社)他。

並河 進(電通ソーシャル・デザイン・エンジン コピーライター)

1973年生まれ。電通ソーシャル・デザイン・エンジン所属コピーライター。ユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクト、祈りのツリープロジェクトなど、ソーシャル・プロジェクトを数多く手掛ける。DENTSU GAL LABO代表。ワールドシフト・ネットワーク・ジャパン・クリエーティブディレクター。宮城大学、上智大大学院、東京工芸大学非常勤講師。受賞歴に、ACCシルバー、TCC新人賞、読売広告大賞など。著書に『下駄箱のラブレター』(ポプラ社)、『しろくまくん どうして?』(朝日新聞出版社)、『ハッピーバースデイ 3.11』(飛鳥新社)他。

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